CSRレポート2017
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07ればならないことです。新製品の開発を例に挙げるなら、「お客様が考える一歩先の付加価値」を生み出すということ。そのためには、営業や生産など、組織の枠を越えて生産プロセスや販売戦略を検討し、経済性と社会性のバランスがとれた製品づくりに取り組む必要があります。成熟した製品においても、品質やコストで差別化できない場合は、サービスや機能を付加することで新たな価値を創出し、顧客満足度の向上に努めてまいります。 新たに策定した「LIP-2019」における重点テーマとして挙げた、「持続可能な社会の実現に向けた取り組み」に直結するのがCSR活動です。その根幹にも、社是である「至誠と創造」の精神が脈々と流れています。法令遵守やガバナンス、人権の尊重といった事業活動の基本を中心とした「守り」のCSRにおいて貫かれているのは、全ての仕事に誠心誠意取り組む「至誠」の精神です。一方、環境問題の改善に貢献する新製品の開発をはじめ、事業を通じて社会的課題の解決を目指す「攻め」のCSRでは、既成概念に捕らわれず工夫と改善に挑む「創造」の精神を支柱としています。 リンテックグループは、CSR活動のさらなる推進とステークホルダーの期待に応えるべく、2014年度にマテリアリティ(重点課題)を特定し、2015年度には特定項目ごとに主要な評価指標(KPI)を設定しました(P10-11参照)。活動の達成度を共有し、一体となって取り組む体制を強化していきます。各部署で行っているCSR活動が“点”のままで終わらないように、“線”で結びつけて“面”にし、組織を全体最適化していくこともマテリアリティ特定の狙いです。「至誠と創造」により推進する「守り」と「攻め」のCSR活動 推進し、 「守り」のCSR活動において、重点的に取り組んできた課題の一つが、マテリアリティでも取り上げている「労働慣行」です。中長期的な「働き方改革」を推進し、ワークライフバランスの適正化や業務効率の向上など、さまざまな成果を生み出していきます(P12-15参照)。女性や子育て世代、介護を行う社員を支援する各種制度改定や教育機会の充リンテック株式会社代表取締役社長 社長執行役員働き方改革からガバナンスまで着実に「守り」を固める

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