CSRレポート2017
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10マテリアリティ対象範囲(バウンダリー)○は該当選定背景社内社外組織統治グローバルガバナンスの運営○○グローバルに事業を展開する上で、各国の法規制のレベルを超えた、高次の戦略的グローバル管理体制の構築と執行と監督の役割分担、方針の明示を進め、運用を図る必要がある。環境原材料の効率的な利用○○石化原材料・パルプ・水を用いており、資源の枯渇は社会の持続可能性に影響を及ぼす。また、調達において安定的に入手できなくなる材料もあることから、使用量の減量・効率的な利用も求められる。大気への排出物の削減○○温室効果ガス、オゾン層破壊物質、VOCなど、大気への排出物は、地球全体に影響を及ぼすものであり削減が求められている。総量での管理など、戦略的な取り組みが必要である。製品およびサービスを通じた環境面での貢献○○開発から製造、製品使用時や廃棄において、環境配慮への必要性が高まり、LCA*2管理は必要不可欠である。さまざまな業界に提供する製品面での配慮が重要となる。環境面でのコンプライアンス対応○○環境規制は地域によって対象物質や規制方法が異なる。今後は新興国や途上国における大気、水質、騒音、振動など公害につながる法規制対応のため、正確な制度の把握と対応が必要とされている。労働慣行労働安全衛生への対応○○当社の労働安全衛生にとどまらない、主要な途上国のサプライヤーも含めた状況の把握・対応が求められる。また、メンタルヘルスへの対応も重要になっている。職場におけるダイバーシティの実現○-働きやすい職場づくりのためには、ダイバーシティ(ジェンダー、マイノリティ、LGBT*3など)への配慮が重要であり、経営的な競争優位の確保として多様性実現に向けた方針策定が必要となる。従業員満足の向上○-従業員は当社にとって重要なステークホルダー。企業の長期的成長は、従業員が誇りを持って働き、満足度が高いことが前提である。社会人権デューディリジェンス*4の実施○○調達先はグローバルに広がっており、1次サプライヤーにおいて人権リスクを把握していくこと、SCM*5全体で人権が守られるように関係者への教育・監査体制の充実が重要になっている。社会面でのコンプライアンスへの対応○○社会面に関する法規制は、地域によって対象や規制方法が異なるため、正確な制度の把握が必要。各国の状況を集約しグローバルな管理体制を連携・整備していく必要がある。製品面でのコンプライアンスへの対応○○製品に関する規制は地域によって対象物質や規制方法が異なるため、正確な制度の把握が必要とされている。製品の安定供給、品質管理の徹底およびサービスの向上を推進することが不可欠である。持続可能な消費への貢献○○さまざまな用途に関わる素材メーカーとして、消費者配慮および周知・浸透が求められている。地域コミュニティとの共生を実現○○グローバル展開を進める中で、地域コミュニティとの接点は増加する。企業は地域や社会に支えられており、その一部であることを認識し、社会との共生を図るためのさまざまな貢献活動を行う必要がある。事業面での貢献新興国における地産地消のビジネスモデルの構築○○粘着製品の有用性を広め、新興国への有用な製品の提供、品質重視の姿勢でのグローバル展開を行う。現地での需要創出、現地調達を一層進め、ビジネスモデルの水平展開を図る必要がある。新規分野への進出○○現状の技術力・開発力の強み・弱みを認識しつつ、グローバルな顧客ニーズ、社会課題に対応した新分野への進出を図る。ステークホルダーとの対話を通じて社会性(安全、品質、価格など)にも配慮する必要がある。 リンテックグループは、CSR活動のさらなる推進とステークホルダーからの要請に応えていくため、2014年度に右のSTEP1からSTEP3に沿ってリンテックグループにとってのマテリアリティを特定しました。そして、2015年度は主要な評価指標(KPI)*1を設定し、2016年度から本格的に運用を始めました。マテリアリティ(重点課題)マテリアリティの特定と主要な評価指標の設定プロセス*1 主要な評価指標 (KPI): 目的に対する達成具合を定量的に計るために設定 された組織の戦略に関わる重要な指標。*2 LCA : Life Cycle Assessmentの略称。製品のライフサイクル全体を通じ て投入されるエネルギーや水、原材料の量や排出されるCO2、有害化学物 質などを算出し、環境への影響を総合的に評価する手法。*3 LGBT : レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシャル(両 性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害など)の頭文字で、性的少数者の 総称の一つ。STEP1 課題の抽出ISO26000やGRIなど各種ガイドラインやステークホルダーとのコミュニケーションなどから、検討すべき「CSR関連課題」を抽出しました。

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