CSRレポート2016
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フロン漏えい防止に向けた取り組み 2015年4月1日より改正フロン法(フロン排出抑制法)が施行され、フロン類の製造から廃棄までの包括的な対策が求められています。リンテックグループでは、各事業所で所有する業務用エアコンや冷凍・冷蔵機器をリスト化し、定期点検を実施するなど、オゾン層保護および地球温暖化防止のためフロン漏えい防止に努めています。 リンテックは省エネルギー法の定める特定荷主(委託貨物輸送量3,000万トンキロ*1/年以上)に該当しているため、これに対応するための計画を国に提出(年1回)しています。 2015年度の輸送量は1.2%増加しましたが、効率的な輸送に努めた結果、エネルギー使用量は約0.2%、エネルギー使用量原単位(輸送量当たり)も約1.3%減少しました。今後もモーダルシフト*2などの拡大を検討し、引き続き輸送効率向上に取り組んでいきます。(→P12参照)環境配慮製品のガイドライン策定と運用 リンテックでは、LCA*3を考慮し、評価した環境配慮製品の開発を進め、2015年度は24件(目標12件)開発しました。また、ISO14021*4に準拠した“自己宣言型環境配慮製品”のガイドラインを作成し、運用しています。今後も環境配慮製品の開発に努めていきます。環境負荷低減に役立つ製品の開発 リンテックグループでは、環境・エネルギー分野を製品開発重点テーマの一つに位置づけています。主な製品として、高い断熱性で省エネルギーに貢献するウインドーフィルムや、リサイクル・リユースに貢献するラベル素材などがあります。今後も環境負荷低減と省エネルギーに役立ち、お客様に満足していただける製品開発を継続していきます。反射型液晶ディスプレイ*5の輝度向上に貢献「光拡散フィルム」 リンテックは、反射型液晶ディスプレイの光を効率的に拡散させることで、従来よりも表示をさらに明るくする「光拡散フィルム」を開発しました。このことが評価され、2015年5月に一般社団法人映像情報メディア学会より技術振興賞を受賞しました。32*1 トンキロ:貨物の輸送量を表わす単位で、1回ごとの貨物のトン数とその輸送距離を掛け合わせたもの。1tの貨物を1km輸送した輸送量が1トンキロ。*2 モーダルシフト:→P12に記載。*3 LCA:→P17に記載。*4 ISO14021:「環境ラベルおよび宣言-自己宣言による環境主張(タイプⅡ環境ラベリング)」のための国際標準規格。企業自らが基準を設け、これを満たすことでラベルを付与することができる。*5 反射型液晶ディスプレイ:外光の反射によって表示を行うタイプの液晶 フロン排出抑制法では漏えい量が二酸化炭素換算で1,000トン以上の場合に、保有する対象機器からの漏えい量報告を求められています。環境安全部ではリンテックの漏えい量集計を行っており、2015年度は報告対象外でした。集計の際、工場や支店からは漏えい量だけでなく簡易点検状況の報告もあり、新たな規制への対応を日々の業務に取り入れ、管理されていることを確認しました。本社 環境安全部 環境安全グループ 係長 木島 典子10Voice日々の業務に取り入れたフロン漏えい防止対策物流における取り組み製品開発における取り組み20.015.010.05.00.012.09.06.03.00.0(千t-CO₂)(千万トンキロ)CO₂排出量と輸送量■CO₂排出量 ● 輸送量(年度)20159.811.120118.110.920128.110.920139.511.720149.711.1環境配慮製品の開発件数24件倉庫納入のようす光拡散フィルムを採用したデジタル時計(左)

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