CSRレポート2016
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企業統治社会性報告環境報告独占禁止法の遵守/汚職、贈収賄の防止 リンテックグループでは、2015年度に、リーガルニュース(No.8)「日本の企業が外国の法律で裁かれる!? 外国の法律の域外適用について」を発行し、海外における法令対応について従業員への啓発活動を行いました。 また、行動規範ガイドラインにも「独占禁止法に関するガイドライン」を記載しています。りんりかわら版による倫理観の醸成 2006年度よりスタートした「りんりかわら版」は、従業員に求められる倫理観や行動規範を解説つきの川柳にし、イントラネットを通じ分かりやすく浸透を図る取り組みです。これらの川柳を小冊子「りんりかわら版 守ってマスカ!?」にまとめており、2016年3月発行のvol.9では、「どこでも至誠を」をテーマに海外赴任者の声を取り上げています。行動規範の遵守および倫理感の醸成に役立てるとともに、お客様やお取引先にも紹介しています。 リンテックグループでは、グループ全社を対象に会社経営に関わるあらゆるリスクを洗い出し、緊急度や重要度に応じて改善に取り組むなど、問題発生の防止に努めています。四半期に1回のリスク洗い出しにより、状況の把握を行い、リスク管理能力の向上に努めています。全社BCMS*3の構築について リンテックと東京リンテック加工(株)では、地震をはじめとするさまざまな災害発生時に、従業員の生命を守り、また製品の供給を継続し早期に事業を再開できるよう、BCP*4の策定に取り組んでいます。2014年3月にはBCMS国際標準規格「ISO22301:2012」*5の認証を取得しました。2015年度は、新たにリンテック・スペシャリティー・フィルムズ(台湾)社を加え、BCMSを浸透させるために、活動の活性化と充実を図っています。情報セキュリティー管理 リンテックでは毎年、「情報セキュリティー運用細則兼内部監査チェックリスト」に基づき、各部署で内部監査を実施しています。 2015年11月には、企業倫理委員会がチェックシートによる「自己監査」を実施し、情報セキュリティー管理規程に定められた内容が各部署において正しく理解されていることを確認しました。また、2016年2月には、e-ラーニング 「身近なセキュリティ・リスク1」を実施し、スマートフォンやSNSの使い方について注意喚起を行いました。ヘルプライン リンテックでは、職場の悩みや法令違反を相談する窓口として、ヘルプライン(内部通報制度)を設けています。迅速な相談と調査ができるよう、2008年4月からは第三者機関である顧問弁護士を相談窓口に加えました。行動規範ガイドラインにヘルプラインを掲出するなどの社内周知を行い、仕組みを活用することで問題の早期発見・解決に努めています。 2015年5月には、対象を海外グループ会社にまで広げた「グローバル内部通報制度規程」を設け、英語での通報も可能としています。19リスク管理*4 BCP:Business Continuity Plan(事業継続計画)の略称。企業が事故や災害などの緊急事態に遭遇した場合、損害を最小限にとどめつつ、事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために事前に策定された行動計画。*5 ISO22301:地震や火災、ITシステム障害や金融危機、取引先の倒産、あるいはパンデミックなど、災害や事故、事件などに備えて、さまざまな企業や組織が対策を立案し、効率的かつ効果的に対応するためのBCMSの国際標準規格。*6 コーポレートガバナンス・コード:コーポレート・ガバナンスの強化を図り、上場企業が守るべき行動規範の主要な原則を取りまとめたもの。 ★マークについては、P01に記載。「コーポレートガバナンス・コード*6」が2015年6月に施行され、原則の73項目全てについて、リンテックの取り組み状況に照らし、不足があるものは経営トップや社外取締役と議論を重ね、現在も継続的な改善に取り組んでいます。また、監査等委員会移行などの取り組みは、原則に沿う内容であることを確認し、さらに役員向け研修や取締役会評価の仕組みなどを新たに取り入れました。今後も、ガバナンス体制の充実を図っていきます。取締役常務執行役員 望月 経利01Voiceガバナンス体制の充実を図る取り組み

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