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環境対応製品の開発

リンテックグループは、ものづくりを担う企業の責任として、環境負荷低減を指向した製品の開発に力を注いでいます。また、設計段階からLCA*を参考に資源採取・原材料調達から製造過程、廃棄までを含めた環境負荷低減に努めています。

  • LCA:Life Cycle Assessmentの略称。製品のライフサイクル全体を通じて投入されるエネルギーや水、原材料の量や排出されるCO2、有害化学物質などを算出し、環境への影響を総合的に評価する手法。

環境配慮型製品のガイドライン策定と運用

環境配慮製品の開発件数25件

リンテックでは、LCAを考慮し、評価した環境配慮製品の開発を進め、2016年度は25件開発しました。また、ISO14021*に準拠した“自己宣言型環境配慮製品”のガイドラインを作成し、運用しています。今後も環境配慮製品の開発に努めていきます。

  • ISO14021: 「環境ラベルおよび宣言-自己宣言による環境主張(タイプⅡ環境ラベリング)」のための国際標準規格。企業自らが基準を設け、これを満たすことでラベルを付与することができる。

環境負荷低減に役立つ製品の開発

リンテックグループでは、環境・エネルギー分野を製品開発重点テーマの一つに位置づけています。主な製品として、高い断熱性で省エネルギーに貢献するウインドーフィルムや、リサイクル・リユースに貢献するラベル素材などがあります。今後も環境負荷低減と省エネルギーに役立ち、お客様に満足していただける製品開発を継続していきます。

環境配慮型粘着剤を採用したラベル素材

のり残りが少なく、きれいにはがせる粘着剤を採用

のり残りが少なく、きれいに剥がせる粘着剤を採用

化粧品やボトル容器に使用されるラベルは、そのほとんどに強粘着タイプの粘着剤が使用されており、きれいに剥がしにくいという課題がありました。これを解決するため、リンテックでは、きれいに剥がせるラベル素材の新ブランド「REPOP」シリーズを2012年6月に立ち上げました。ラベル素材に強粘再剥離タイプの新規粘着剤を採用しています。これは使用時には高い粘着性を持ちつつも、きれいに剥がすことができ、プラスチック容器のリユースやリサイクルに対応した製品となっています。また、粘着剤には有機溶剤を使用しない水系エマルション*型を採用しているため、製造する際の環境負荷物質の低減に貢献しています。

  • エマルション:乳濁液や乳剤ともいわれる。水と油のような混ざり合わない液体について、一方が粒状になって他の液体の中に分散した状態。

反射型液晶ディスプレイ*の輝度向上に貢献「光拡散フィルム」

光拡散フィルムを採用したデジタル時計(左)

光拡散フィルムを採用したデジタル時計(左)

リンテックは、反射型液晶ディスプレイの光を効率的に拡散させることで、従来よりも表示をさらに明るくする「光拡散フィルム」を開発しました。このことが評価され、2015年5月に一般社団法人映像情報メディア学会より技術振興賞を受賞しました。

  • 反射型液晶ディスプレイ: 外光の反射によって表示を行うタイプの液晶ディスプレイ。透過型液晶ディスプレイに比べて、消費電力を1/10に抑えることができる。

再生PETフィルムを使用した「カイナスシリーズKP5000」

カイナスシリーズKP5000

カイナスシリーズKP5000

ペットボトルを原料として、メカニカルリサイクルと呼ばれる再生処理方法を用いてつくられたPETフィルムを使用したラベル素材です。表面基材の再生PET樹脂使用比率は80%以上を実現し、循環的な利用により石油資源の枯渇を抑制し、環境負荷の低減に貢献します。

日射熱を大幅にカットし、省エネルギーに貢献「ウインドーフィルム」

ウインドーフィルム

ウインドーフィルム

地球環境保護および資源の有効利用に配慮した省エネ対策フィルムです。窓ガラスに貼るだけで、夏場の冷房効率、冬場の暖房効率向上に寄与し、省エネルギーに貢献します。